2018-01-01から1年間の記事一覧

一橋大学商学部2018年3月卒業生の就職先と傾向分析

1. 一橋大学商学部は就職先のディスクローズが良い 2. 一橋大学商学部の進学、官公庁、民間企業への進路の内訳 3. 民間企業の業態別就職先の検討 ①外資系金融機関について ②外コンについて ③総合商社 ④その他 4. 全体観 1. 一橋大学商学部は就職先のディスク…

東大法学部の学力トップ層が高確率・最速で年収1億円になるにはどうすればいいか考えてみた

1. 東大法学部にもいろいろ 2. かつての王道、弁護士⇒四大法律事務所のパートナーはどうか? 3. 外コン(マッキンゼー、BCG、ベイン等)のパートナーコース 4. 総合商社で出世するコース 5. 外銀のトレーディングでMD、或いは、ヘッジファンドで成功す…

外資系金融機関への転職の際に、給与関係で確認しておきたい3つのこと

1. 会社によって異なる給与や退職金制度 2. チェックしておきたい3項目について ①退職金の有無と内容 ②年金の有無とその内容 ③ベアについて まとめ 1. 会社によって異なる給与や退職金制度 外資系金融機関というのは、日本の金融機関とは異なり、 終身雇用を…

メガバンクや生損保に入社して失敗したと思った若手社員は、独立系VCのイベントに参加してみよう

1. 給与水準と安定性に惹かれて入社したが… 2. 20代であればまだまだやり直しが効く 3. とりあえず、独立系VC(ベンチャーキャピタル)のイベントに参加しよう 4. 何故、こういったイベントに参加すると良いのか? ①自分と同年代の若者が頑張っているのを見…

仮想通貨の規制強化を理由に、仮想通貨関連ベンチャーは転職対象先から外すべきか?

1. ICOの開示規制等は想定の範囲内だが…newspicks.com 2. 来年の金融商品取引法改正まで、動きがとれないICO 3. とにかく、仮想通貨の市場が盛り上がらないことには厳しい 4. 転職先として、仮想通貨交換業者は今でも有望な企業と言えるか? 1. ICOの開示規…

2020年卒の就活生が、年末・年始にやっておきたい3つの項目

1. 自己PR・志望動機の完成と確認 2. 業界研究・企業研究 3. テクニカルな問いに対する対応 4. 本命企業の前に、非本命企業で練習をしておくこと 最後に 2020年卒の就職希望者は、年明けの3月から就活が本格化するので、 この年末・年始に以下の3項目につ…

【書評】「日本のお金持ち研究」は、これから就活を始める東大生におすすめ

1. 「日本のお金持ち研究」とは? 2. 東大生は「お金持ち」になりたいわけではないのか? 3. 何故、中小企業経営者がお金持ちになれるのか? ①経費の存在 ②ストックかフローか? 4. それでは、「お金持ち」になりたい学生はどうすべきか? 1. 「日本のお金持…

最強フリーランス組織のStockSunの人材マネジメントについて、サイバーエージェントのHRMと比較して考えてみた

1. まだまだ成長が止まらないStockSun 2. HRMにおける両社の比較 ①HRMの構成要素に着眼した比較 ②両社のHRMのファクターが対照的である根拠 3. StockSunの今後の課題と展望 1. まだまだ成長が止まらないStockSun 最強フリーランス組織として、NewsPicks等の…

東大生は興味無い?双日の「中期経営計画2020」を読んでみた

1. 総合商社はどこまで受けるか? 2. 歴史的には魅力がある 3. 中期経営計画2020について ①4p:中期経営計画2017の成果 ②5p:セグメント別当期純利益 ③10p:中期経営計画2020の目標 ④12p:安定的な収益の実現に向けた施策 ⑤14p:投融資からの収益貢献② …

外資系金融から外資系事業会社のファイナンス(経理・財務)に転身する選択

1. 外資系金融(特に外資系証券会社)は定年60ではない 2. 外資系事業会社のファイナンス(経理・財務)は選択肢の一つ 3. 給与水準は勿論大幅に低下するが… 4. 問題点は、そんなに簡単に見つかるわけではない 5. 今後の見通し 1. 外資系金融(特に外資系証…

【年収チャンネル】改訂版「年収ガイドブック」と狙い目の企業について

1. 「年収ガイドブック」とは? 2. この度、改訂版の「年収ガイドブック」が作成・交付された ①外銀・外コンが対象企業として掲載され、掲載企業が拡充された ②就職難易度、年収、業種でソートできるようになった。 3. 学生におすすめの「年収ガイドブック」…

外銀志望者は外コンを併願しなけれならないのか?東大、慶応の学生はよく考えよう

1. かつては、外コン内定は外銀以上に「無理ゲー」だった。 2. リーマンショックによる外銀の相対的価値の低下と、外コンの採用大幅増に伴う、外銀・外コン併願のファッション化 3. 外コンから内定をもらうまでの面倒なプロセス ①ES段階 ②筆記試験 ③面接 ④イ…

小学校から日能研に通って、有名校に合格したのに、何故学生は就活のための学習ができないのだろうか?

1. 同じ大学内における激しい就活格差の存在 2. 有力校の学生がまともに就活のための学習をしない理由 ①息抜きをできるのは、このタイミングしかない ②企業の求める人材の性質が変わってきた ③情報の偏在 3. 就活で求められる学習、準備活動とは何か? ①ネッ…

「働き方改革」と言いつつ、クラウドワークスが儲からないことと、日本でフリーランスや副業が流行らない理由

1. クラウドワークスがようやく黒字化の見込みだが… 2. フリーランスや副業は増え始めたか? 3. フリーランスと副業が流行らない本当の理由 ①そもそも、やってみたいと思ういい仕事が無いから ②クラウドソーシングでは、「いい仕事」が無い理由 4. 例外的な…

法科大学院時代の法学部の就職先について考える ~一橋大学法学部のケース~

1. 医者と弁護士は高校生のうちに進路を決めないといけない 2. 法科大学院その他への進学割合 3. 公務員 4. 民間企業就職 ①金融 ②コンサル ③総合商社 ④その他 5. まとめ 1. 医者と弁護士は高校生のうちに進路を決めないといけない 経営者になりたいとか、公…

メガバンクに入社して失敗したと思った若手社員は、アクセンチュアの第二新卒ポジションに応募してみないか?

1. コンサルにキャリアチェンジするなら、今は絶好のタイミング ①ビジネスの需要増大に伴い、採用の積極化を進めるコンサル業界 ②フィンテックが切り口であれば銀行員のチャンスが拡大 2. コンサルに転職するために必要なこと ①論理的思考力 ②ケース対策 ③会…

三菱商事志望の早稲田と一橋の学生は、「三綱領」と「岩崎彌太郎物語」を押さえているか?

1. 何故、早稲田と一橋の学生か? 2. 「三綱領」とは何か? 3. 何故「三綱領」を押さえることが重要か? ①三菱商事の伝統とプライドを考える ②実は「三綱領」は今の時代の流行りにフィットしている。 ③良好なコスパで他の学生に対する差別化要因となる 4. 「…

東大、慶応の学生は要チェック!ヘッジファンドのバックオフィス(経理、人事、コンプライアンス)で年収3000万円というキャリアも。

1. ヘッジファンドは運用職だけではない。 2. 安定的に年収3000万円をもらっている法務・コンプライアンス職のケース 3. ヘッジファンドの法務・コンプライアンス職のポイント 4. 就活にあたって考えておくこと 1. ヘッジファンドは運用職だけではない。 ヘ…

東大、慶応の学生は要注目。バイサイド(ヘッジファンド)中心のキャリアで成功できなかったケースを紹介

1. 皆が成功できるとは限らないヘッジファンドでのキャリア 2. 結局成功できなかったKさんのキャリアの概要 3. Kさんのキャリアにおける考察 ①ヘッジファンドの運用職は運用成績が全てである ②外資系で勝負をするには早い方がいい~30後半デビューは遅すぎ~…

東大・慶応の学生は要注目。30代で年収1億超の一貫してバイサイド(運用会社)キャリアの成功事例を紹介

1. 最難関の外銀IBDが最高のキャリアなのか? 2. 30代で年収1億越えのHさんのキャリアの概要 3. Hさんのキャリア形成のポイント 4. 何も考えることなく、難しいからとか見栄でキャリア選択していいのだろうか? 1. 最難関の外銀IBDが最高のキャリアなのか? …

東大法学部で一旦就職してからの法科大学院は止めた方が良い。東大⇒長銀のある先輩のケース

司法制度改革に伴い急速に弁護士の収入が悪化したことは、かなり社会に浸透 しているはずだ。 ところが、数々の規制緩和の効果か、法科大学院の志望者数が下げ止まった とのニュースを見た。 そして、東大⇒長銀で早稲田法科大学院(一期生)に入学して、結局…

東大・慶應の外銀志望者は要チェック!独立系VC(ベンチャーキャピタル)の魅力について

1. 外銀志望者が考慮すべきリスク ①そもそも内定をもらえないリスク ②無事入社できたとしても、入社後の生存競争が厳しい ③生き残れても、リーマンショック後の年収はそれほど大したことはない ④金融以外では、とにかく潰しが利かない 2. 選択肢としての独立…

東大から大手ベンチャー企業に就職した後のキャリアについて考える

1. 何と2014年は東大からDeNAに28人! 2. 4年前の入社組は後悔しているか? 3. まず、起業を今でもやりたいか? ①社内ベンチャーとしての新規事業と純粋な起業との違い ②そもそも大手ベンチャー企業では成長できるのか? 4. 対象となる転職先 ①コンサルティ…

東大、慶応の学生は要注目。40代で年収1億超のバイサイド(運用会社)のキャリアを紹介

1. 何故か外銀IBDしか見えないトップ学生? 2. 40代で年収1億超のNさんのキャリアの概要 3. Nさんのキャリア形成のポイント 4. トレーディング業務で成功するためには? 1. 何故か外銀IBDしか見えないトップ学生? リーマンショック後もまだまだ人気は衰えな…

総合商社等の人気企業の就活や、外資系企業の中途採用でも問われる「リーダーシップ」について考えてみた

1. 意外によくわからない「リーダーシップ」という言葉の意味 ①外資系企業の中途採用でも質問される「リーダーシップ」 ②新卒採用において問われるリーダーシップ 2. まず、自分なりの「リーダーシップ」の定義を的確にしておこう ①「リーダーシップ」の定義…

外銀IBDでM&Aを目指す前に考えておきたいこと

1. 何となく外銀IBD、何となくM&A? 2. そもそもM&Aてそんなに凄いことなの? ①M&Aの提言は学生が3日でできちゃう程度なの? ②こういったM&Aの提案作業って、同業他社と差別化できるものなのだろうか? ③提案内容とかプレゼンの巧拙で差別化できたとしても、…

「年収チャンネル」を高学歴の学生に強くおすすめしたい理由

1. 就職格差の一因は情報格差にあり ①高学歴の学生に存在する物凄い就職格差 ②情報格差を埋めるために学生が対応すべきこと ③「年収チャンネル」によって解決できる点 2. 「年収チャンネル」がYouTubeというメディアを使っていることを考えよう ①ようやくent…

法科大学院進学から民間企業就職に切り替える場合の戦略と留意点を考えてみた

1. 弁護士までの茨の道 ①そもそも弁護士になれるのか? ②ストレートで合格できたとしても時間がかかる ③お金がかかる ④弁護士になってから元が取れるか? 2. 法科大学院志望者が民間企業就職に切り替える場合のポイント ①ES、面接時における志望動機等は固め…

就活に失敗した後の、キャリア形成に関する考え方。転職とMBAでいかに自分自身の価値を向上できるか?

1. 不本意な就職先に勤めることとなった場合、早めに対応する必要がある 2. まず、考えるのは今の会社で偉くなるというキャリアもあるということ 3. 年齢は留学するにも転職するにも重要なファクターである 4. 「横」への転職は要注意 5. 外銀・外コン・総合…

慶應大学生の総合商社内定必勝法を考えてみた

1. まず最初に、就活全体についての基本戦略を考える。 ①外銀・外コンは捨てる ②総合商社本命で、押さえを国内系金融機関IBDと国内系運用会社とする。 2. 英語は1年生のうちに何とかする。 3. 就活の軸はファイナンス能力とする ①証券アナリスト(CMA)の取得…