「アルバイト」と「サークル」の話が就活時のES・面接で企業から評価されない理由と対応策
それでも就活生がバイトとサークルの話をしたい理由について考えてみた
resemom.jp
僕みたいに転職を幾度となく繰り返していたり、中途採用の面接を嫌というほどやっていれば、企業は新卒の採用活動で「バイト」と「サークル」の話にはうんざりしていることは想像できるんだけど、学生は違うようだ。
学生:「バイト」と「サークル」ネタがダメなら何の話をすりゃいいんだ!
そりゃあ、みんながみんな「箱根駅伝のランナー」や「東京六大学の4番バッター」になったり、海外留学で賢い外国の学生とブロックチェーンを活用したビジネスモデルについて語り合ったりすることはできないわけである。
そうすると、ほとんどの学生が学生時代に経験して話ができることとなると、「バイト」と「サークル」のネタになるわけだ。
従って、「バイト」と「サークル」から自己PRにできるようなストーリーを作り出して、企業にアピールしたくなるのは当然だ。
企業が「バイト」と「サークル」に興味が無いのは、それが企業での仕事や働きぶりと関連性が無いから。
最初に答えを言ってしまうと元も子もないのだが、結局それだけのことである。
営利企業として終身雇用の正社員を採用するのに、他業種での短期非正規雇用の経験や非公式の非営利団体での娯楽活動の成果は参考にならないと考えているわけだ。
それは、「学力」を基準に選別したい東大の入試において、パズドラのランクとかダンスの上手さをアピールしても参考にしてもらえないのと同様である。
そんなことを言われても、「学園祭の模擬店で行列を作った」ことは企業での働きぶりと関係あるはずだ!
そんなことを言われても、ピンと来ない、納得できない学生もいるだろう。
では、もう少し具体的な事例を通して考えてみよう。
「就活ファール」という模擬面接の動画を中心に扱っている就活支援のサイトがある。
大変興味深いのだが、その中で「3分間自己PR」のコーナーで、「サークル活動の一環として学園祭で模擬店を出店したところ、行列ができた!」とアピールする学生がいた。
その学生としては、模擬店で行列を作った⇒私は販売・マーケティング能力が高い⇒企業にとって販売・マーケティングは重要である⇒よって、企業は私を採用すべきだ、というロジックなのであろう。
しかし、「模擬店の行列⇒私の販売・マーケティング能力が高い」ということにはならない理由
ところが、残念ながら企業は「模擬店の行列⇒私の販売・マーケティング能力が高い」とは認めてくれないのである。
何故か?回りくどくなるが、経営戦略のごくごく基本的なフレームワークに「3C分析」というのがある。
それは、Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)という3つの異なる立場から分析し戦略を立案しようという分析ツールだ。
模擬店の行列の例だと、
Customer(市場):単に大きい大学で天気が良く、沢山の来場者が来たから行列ができただけではないか?
Competitor(競合):たまたまその模擬店の近辺に同種の食べ物を扱う店が無かったから、その模擬店に集中しただけではないか?
Company(自社):たまたまそのサークルに料理の上手い学生がいたとか、かわいい子
とイケメンのサークル員が頑張って勧誘したから行列ができただけではないか?
というように、行列ができるファクターはいろいろあって、行列とその就活生の販売スキルの高さとは単純に結びつくものではないことは明らかだ。
マーケティングの基本的な分析ツールの4Pでも同じだ。
行列ができたのは、Product(誰かがいい食材を提供してくれた)、Price(低価格で提供した)、Place(模擬店の立地がいい)、Promotion(人海戦術の勧誘)といった様々なファクターが考えられるところ、行列と就活生の販売スキルの高さがストレートに結びつくわけではないのである。
アルバイトの「結果」と就活生の優秀さを単純に結びつけてはもらえない。
以上、くどくどと説明してきたが、要するにビジネスの「結果」には様々な要因が考えられるし、「結果」はたった一人の社員によってもたらされるものではない。
社会人歴が長い面接官からすると、このようなことは当然わかりきっているので、アルバイトの「結果」自慢をしても、それが就活生一人の成果であるなどとは到底考えてくれないのである。
もちろん、このあたりを踏まえた上で、ロジックを詰めて説明できれば評価してもらえるかも知れないが…
最近の学生は昔と違ってよく勉強するそうなので、経営戦略やマーケティングの基本を押さえた上で、自分のアルバイトでの貢献度を上手く説明できる学生もいるだろう。
しかし、中途半端な知識や準備で語ろうとしても、質問でしどろもどろになれば終わりなのでリスクが高い方法とも言える。
また、何といっても、面接官もバイトで頑張った系の話には食傷気味であろうから、「またその話か」と思われ、思ったほどは加点してもらえないかも知れない。
ついでに、サークルの副代表問題も見ておこう。
www.onecareer.jp
「飲食店のバイトで20%売上増を達成した!」とか「塾の講師で生徒の偏差値が上がった!」というバイトの話と双璧なのが、「サークルの副代表で組織をまとめる難しさに直面した。」という話。
正直、これは都市伝説かと思っていたが、実際、普通に存在しているようだ。
この引用したワンキャリアという就活支援サイトの記事であるが、なかなかいい指摘をしている。
「私が」という一人称視点ではなく、「面接官」を含めた三人称の視点で考えろということだ。
バイトの話にせよ、サークルの話にせよ、「私」が〇〇して、こんな「結果」が出ました!、という一人称視点の独りよがりな自慢話に面接官は興味がないということだ。
それでは、どうしたらいいのか?
学生時代にやったことといっても、普通に「バイト」と「サークル」位しかない。
それなのに、「バイト」と「サークル」の成功体験を語っても評価されないと言われたら、どうすればいいのか?
それについては、これから対応策を考えていきたい。
その前に、そもそも企業側は面接で何を知りたいのかという極めて根本的な問題について、うまく説明してくれている記事があったので、そちらを先に紹介したい。
面接で一番困るのは素を出さない学生
www.waseda.jp
住友商事の人事担当者なんて、当たり障りのない参考にならないコメントかと思いきや、とんでもない。
まさに核心を突く回答を端的にしてくれている。さすが、超一流企業であると思わずにはいられなかった。
何が凄いかというと、この方のコメントは新卒だけではなく中途採用でもあてはまる、採用活動における本質を明確に述べてくれているからだ。
本文にも言及されているが、面接は「一緒に働きたいと思う人」を探す場だというだけの話である。
といっても、就業経験や採用経験の無い学生にはピンと来ないかも知れない。
そこで、以下、詳細に分析してみる。
住友商事が面接で見ている点は、「総合商社で活躍できるかどうか」です。
住友商事の採用チーム長は、冒頭で当然のことをストレートに述べている。
そして、「総合商社で活躍するために必要な資質や能力は、これと、これと、といった限定されたものではなく、さまざまあります」とつなげているが、ここがわかりにくいかも知れない。
要するにフレキシブルに総合判断するということを言っているので、ES・テストをクリアして面接までたどり着けば、誰でもチャンスはあるということを言っているのだ。
もっとも、住友商事は超人気企業なので、ES・テストで大半の学生が落とされてしまうので、スペック的なもので決まると誤解されがちだが、一旦そこをクリアできれば、面接を通じた人物本位で採用されるということなのである。
面接官が知りたいのは、きれいにまとまった考えや意見、立派な志望動機ではありません。
どうしたら採用されるかよりも、どうしたら落とされるかの方がわかりやすいかも知れない。住友商事の採用チーム長は、ここまで言い切ってくれているのだ。
「きれいにまとまった考えや意見」「立派な志望動機」というのは、マニュアル的なもの、例えば就活支援サイトの参考例や過去の内定者の事例をコピペしたようなもののことである。
学生は一人一人個性があるので、過去の別人のまとまった意見や、カッコいい志望動機をパクったところで、「素を出さない学生」と判断されてゲームオーバーということだ。
面接官は会話を通じて、話す内容と態度や様子で、どういう人物なのかを判断していきます。
ここで大事なのが、話す内容と態度や様子で、判断するというところだ。
話の中味だけでなく、「態度」「様子」というプレゼンの上手さと雰囲気も見ますよということだ。
学生、特に優等生ほど、面接で「話す」内容ばかりに囚われがちであるが、中身は平凡な話でも話し方、雰囲気、プレゼン、落ち着き、表情等の外形的な要素が良ければ採用してもらえるということだ。
その点、大変参考になるのは、「就活ファール」のこの動画だ。
念のため、テキストの方も張っておくけど、是非YouTubeの動画を見て欲しい。
この彼は総合商社全勝なのだが、動画を見てみるとそれがうかがえる。
彼は、体育会、留学というスペック自慢をしているわけでは無いし、当然、バイトやサークルの成功体験なんて話していない。
ただ、落ち着いて淡々と的確に面接官の質問に対応しているだけである。
それは、まさに住友商事の採用チーム長が言うように、「素の自分」で対応しているのだ。
企業は、少々能力が劣っても一緒に働きたいと思える人の方を採用する
彼の良さが理解できただろうか?
ある意味彼の良さが理解できれば、面接のコツを理解できたと言えるのかも知れない。
学生が理解しにくいのは、採用というのは新卒も中途も、能力が高い者から順に採用していくわけではなく、能力がそこそこの合格水準にあれば一緒に働きたいと思える人から採用するということだ。
大学入試は、点数順なのだが、採用はルールが異なるということだ。
従って、「アルバイト」や「サークル」で能力の高さをアピールすることよりも、「素の自分」をアピールすることの方が重要なのだ。「素の自分」が「一緒に働きたいと思える」かどうかを判定するのに不可欠なファクターだからである。
だから、総合商社を始めとする日本の大手企業は、スティーブ・ジョブスやホリエモンが来ても落としてしまうのだ。一緒に働きたいとは思わないからだ。
(もっとも、彼らが総合商社を受けに来るわけがないし、間違って採用されてもすぐにやめるのだろうが…)
それでは、「素の自分」を出しつつ、「一緒に働きたい」と思ってもらえるにはどうすればいいか?
それには、2つの習慣化が必要であろう。
まず、第一は、何といっても「自分の頭で考える」ことである。
今の就活には昔無かったES、筆記テスト、グループ面接、インターンという非常に多くの通過儀礼であふれている。また、社会がWeb化しているので、それらに関する就活支援情報がそれ以上にあふれている。
そのような情報の洪水の中で、学生たちは手っ取り早くマニュアルに頼ろうとするのは無理からぬところである。
もちろん、ゲームのルールが変わっているのである程度のセオリーを押さえるために、マニュアルに依拠することは構わないし、効率的なところもあるだろう。
実際、マニュアルを押さえて礼儀正しく振舞えば、そこそこの企業から内定をゲットできるのかも知れない。
しかし、人気上位の企業になればなるほど、マニュアルレベルでは内定は厳しく、自分の頭で考えた「素の自分」での対応が必要になるだろう。
そもそも、就活支援会社の回答例は参考にできるレベルなのか?
あえて具体的な事例は紹介しないが、就活支援会社のES、自己PR、志望動機に関する回答例は参考にできるレベルにあるとは限らない。
就活支援会社のライターもピンキリで、皆が大企業の採用課長以上のキャリアを持っているはずがない。
だから、自身のある学生は、自分たちで就職支援会社の回答例が十分かどうか自主ゼミのような形で検討しあうのはいい思考の練習になると思う。
何といってもプレゼンテーション
2つ目に必要なものはプレゼンテーションである。
実は、社会人でもこれが苦手な人は実に多い。社会人になれば、こういったグロービスの講座を取るのが良いのだが、学生だとまだ受講できない。
gms.globis.co.jp
そこで、おすすめなのが先ほど紹介したがプレゼンが上手い人の実例を見ることである。
こちらは、就活ファールの成功した人たちの動画を集めたものである。
いいなと思えるものがあれば何度も繰り返し見て、イメージトレーニングをするのがおススメである。
プレゼンテーションは実際にやってみなければ上手くならない
もっともプレゼンテーションを上達するために厄介なことは、実際に練習しなければうまくならないことである。
したがって、インターンも含め、ある程度の面接の場数を踏むことが必要だ。
イベントで模擬面接の機会があれば、積極的に活用すべきだ。
実際、三菱商事をイメージして志望動機とかを考えてみる
さて、それでは、「バイト」や「サークル」を使わない、志望動機を三菱商事を例に考えてみよう。
スペックは以下のものを想定することとする。
〇体育会とか、帰国子女/留学経験といった華々しい材料は無い
〇「バイト」「サークル」の売上アップ、副幹事でまとめた系の話も無し
〇企業分析が好きで小さく株式投資をするのが趣味な、地味な堅実系
志望動機は一言でいうと、総合商社は「人が優秀だから」ということだけ。
それを簡単な歴史的経緯を踏まえて、こんな感じでまとめてみた。
<三菱商事を想定した志望動機例>
私が総合商社を志望する理由は、"Human Capital"の強みに惹かれたからです。
総合商社は戦前からLeading Industryとして日本の産業界を牽引してきたわけですが、80年代頃に一時低迷した時代がありました。「中抜き」による商社冬の時代と言われた時期で、利益や時価総額等において当時全盛期であった金融業界や電機業界に劣後し、存在感が後退していたと思われていました。
しかし、90年代以降、エネルギー事業を中心に業績を取り戻し、新規事業への投資も行いつつ21世紀には再び日本のLeading Industryに返り咲きました。
これは、「エネルギー事業が当たっただけだ」と評する人もいるかも知れませんが、私はそうは思いません。将来が不確実なエネルギー事業に長期的な視点で投資を続け、また、ITを始めとする新事業に投資をして成功するというのは、情報力、分析力、判断力に優れた"Human Capital"があったからこそ達成できたと考えます。
この"Human Capital"は長い歴史に基づき優れた人材を取り続けた組織にのみ醸成できるものであり、私はそのような組織で働きたいと考えました。
<志望動機のポイント>
〇「優秀な人が多い」ということを言っているだけなので、「人的資源」とか「人材の魅力」といった言葉をあえて横文字の"Human Capital"を使って、メリハリをつけてみた。
〇総合商社はプライドが高く、志望している他業界を気にするようなので、その手の質問に対応できるようにした。すなわち、「金融」はバブル崩壊やリーマンショックから立ち直れておらず、長期的歴史的に存在感を示していないこと。ITについては「歴史が浅く人的資源の蓄積は未知数」と、商社と比べて劣る点を説明しやすい。
〇体育会・留学という華々しい経歴が無いので、「日本経済に寄与したい」「日本企業のプレゼンスを高めたい」系の路線ではなく、自己のバックグラウンドと合致する控えめな路線に仕上げた。
就活支援サイトのワンキャリアの記事も参考にしてみよう!
多数ある就活支援サイトの中で、一番イケてると思うのがワンキャリアという会社だ。ライターが若くて個性的なのである。
そのワンキャリアも、三菱商事の志望動機に言及していた記事があるので参考になる。
海外留学という華々しい経歴持ちの内定者のサンプルについて紹介されているのだが、彼はお馴染みのサークルの幹事長を経験している。
しかし、参考になるのは「サークルの幹事長でリーダーシップを発揮した!」という自慢話で使うのではなく、サークル幹事長経験から「人と人を繋ぐ仕事がしたいと考えた」とあくまでも志望動機の一つに落とし込んでいるだけである。サークルの「成果」を伝えるのではなく、「素の自分」を表す材料の一つとしてサークルネタを使っているところがさすが三菱商事の内定者だなあと思われる。
次に、同じく三菱商事を題材に、自己PRを考えてみよう!
先ほどと同じスペックで、志望動機に続いて自己PRを考えてみる。
スペックはこの通り。
〇体育会とか、帰国子女/留学経験といった華々しい材料は無い
〇「バイト」「サークル」の売上アップ、副幹事でまとめた系の話も無し
〇企業分析が好きで小さく株式投資をするのが趣味な、地味な堅実系
<三菱商事を想定した自己PR>
私には、海外留学を通じてどこの国の人とでもすぐに打ち解けることができる国際性を身に着けたとか、体育会の主将を経験し多くのメンバーを引っ張っていったという華々しい経歴はありません。
しかし、私は財務データに基づく企業分析が好きで、大学入学以降、コツコツと継続的に企業分析をしており、分析能力という点においては貢献できる点があるのではないかと自負しております。
企業分析力を磨くためには実践が重要と考え、2年前から株式投資を始めています。今のところ、収支はトントンですが、少額とはいえ、実際に自分のお金を入れてみると真剣になれるもので、日々投資対象企業の株価やチャートを眺め、決算短信や会社説明会資料を読んでいると、その会社の魅力や課題が浮かんできて大変興味深く楽しむことができています。
総合商社が長年日本の産業界を牽引できるのは、節目節目で大胆な経営判断を実行できているというのがありますが、その裏側ではち密な計算に基づく冷静なリスク管理能力の高さがあるかと思います。
私は今まで培ってきた企業財務や企業分析能力を基に成長できれば、微力ながら御社の企業価値向上に貢献できるのではないかと考えております。
<自己PRのポイント>
〇冒頭で派手な行動力等をアピールできないという弱みにあえて言及することにより、その後の、地味ながら分析力がある点を強調することができることを狙った。
〇ROEとかFCFとか、そういった数値をドヤ顔で語りだすのは印象が悪くなると考え、全般的に控えめなトーンに押さえた。
〇総合商社は営業、行動というイメージがあるが、審査、財務、法務、リスク管理といったコントロール系の部門も結構厚い。総合商社は部門別採用なので、個別の部署には言及しないが、そちらの枠を狙う意図で構成した。
〇経歴自慢に中途半端に正面から挑んでも撃沈するだけなので、逆バリ的な発想で、「素の自分」にあった方向で狙ってみた。
学生からすると、控えめなように感じるかも知れないけれど、(ベンチャー企業は知らないが)、日本の大企業で成功している人は結構謙虚なので、そういったトーンでまとめた方が好かれると思う。
志望動機も自己PRもプレゼンテーションが大事!
ここで志望動機や自己PRを紹介したけど、何といっても大事なのはプレゼンテーション。目を輝かせて自信をもって語るのと、ボソボソと棒読みするのとでは、全く同じ内プラスマイナス50%は違ってくる。
シナリオが固まったら、何度も実際に声を出して練習することが大事だ。
面接とかを見てくれるおじさんたちがいないのが問題か…
マニュアルに囚われないで、自分の頭で考えて「素の自分」を出した志望動機や自己PRを考えよと言われても、果たして自分で考えた案が正しいかどうか自信が持てないかも知れない。
そういう時には、面接官と年齢が近い40歳以上の大企業で成功しているオジサンたちに相談するのが一番いいのだが、そういう人たちが不足しているのかも知れない。
そこは、OB訪問を積極的に行って、自分のアイデアについて相談するのがいいと思う。ワンキャリアでもOB訪問についてはいろいろと紹介している。
参考にして、是非とも実際に行動してもらいたい。
まとめ
長くなってしまったので、簡単にまとめるとポイントは以下の通り。
〇「バイト」「サークル」は「成果」を自慢するためのものではない。
〇マニュアルに囚われすぎずに、自分の頭で実際に考えた志望動機や自己PRが競争力がある。
〇成功した他人のサンプルをベースに作っても、ボロがでやすい。
「素の自分」に適合した志望動機や自己PRを考え直してみることが重要。
〇志望動機も自己PRもその内容以上に、表現力、プレゼンテーションが重要。
〇実際に社会人に相談してみることは有用なので、OB訪問は積極的に行う。