京都大学と一橋大学の学生は、サイバーエージェントも就活の対象としてみてはどうか?

 

1. 国立は結構多いのに、何故か少ない、京都大学一橋大学

4~5年位前までは、ネットベンチャー系というと、DeNAが最強で、

東大からも多くの学生を採用し、サイバーエージェントとグリーを合わせて

新御三家と呼ばれた時期もあった。 

blacksonia.hatenablog.com

 

その後、DeNAとグリーは業績低迷等に伴い、就活時における人気は

下降気味であるが、サイバーエージェントはその後も成長し続け、

今でも有力校からの採用に成功している。

 

サイバーエージェントはエンジニアの採用にも力を入れているため、

国立の理系の学生も積極採用しており、東工大、阪大や東大からも就職している。

 

他方、何故か、京都大学一橋大学からは採用できる年とそうでない年が

あるようで、それほど人気がなさそうに見える。

2. ファーストキャリア(最初の就職先)としての、サイバーエージェントの魅力

キャリアを構築していく上で、特にファーストキャリア(最初の就職先)は

重要である。

何故なら、その後の転職力は、最初の就職先のネームバリュー、スキル、

経験等を見て判断されるし、給与等も現職の給与を基準に決定される。

 

従って、最初の就職先が悪いと転職力も低下し、長くいればいるほど、

他の社会人との差が開いていき、5年、10年と経つにつれ、

挽回することが不可能な差がついてしまうからである。

 

この点、サイバーエージェントの場合は、以下の点で、

ファーストキャリアとしての十分な魅力を有しているからである。

 

(1)会社のネームバリュー

サイバーエージェントは株価時価総額が5000億円超

(平成30年12月18日現在)の会社であり、もはやネットベンチャー

業界だけでなく、日本の産業界においてもビッグネームとなっている。

 

提携先企業を見ても、テレビ朝日電通博報堂任天堂など、

日本の超一流企業とパートナーシップを組めるステイタスになっている。

 

従って、どの分野に転職するにせよ、サイバーエージェントという

ネームバリューはポジティブに効くはずだ。

 

(2)スキル、専門性

サイバーエージェントの場合、外銀ほどの厳密性はないが、ある程度

部門を絞った就活が可能である。

また、入社後も社内異動を実現させる制度があるし、その実効性も

伝統的な国内系企業と比べると遥かに高い。

 

全社的に、「インターネットビジネス」という基本的なスキルに加えて、

メディア、広告代理店、コンテンツ(ゲーム、アプリ)、或いは、

コーポレート(人事、法務、経理)といったスキルを上乗せすることが

できるので、ある程度汎用性を持ったスキルを習得しやすい

環境にあると言える。

 

(3)リーダーシップ・ビジネス実績

これは、課長とかマネージャーといった管理職経験や、

ビジネスにおける実績についてである。

 

サイバーエージェントの場合、若くして部下を持つことも可能で、

当然マネージャーとしてのタイトルが付いてくる。

 

また、社内プロジェクトがいくつも走っているし、手を上げれば

そういった各種プロジェクトに参画できる機会は高い。

このため、職務経歴書において、何らかの実績を記載することが

可能である。(たとえ、自分は当該プロジェクトで大した貢献を

していなくても、転職の際には見栄えが大事である。)

 

3. 特におすすめの部門

サイバーエージェントの中でも、特におすすめの部門は以下の

2部門である。

 

(1)メディア事業部門

これは、Abema TV又はアメーバである。

Abema TVは毎年200億円もの赤字を垂れ流しているし、

成功するかどうかはわからない。

しかし、その成否に関わらず、「動画」ビジネスに関わり、

そのスキルを習得することが可能だからである。

 

2020年から実施が予定されている次世代通信システムの5G開始によって、

コミュニケーションのメインに動画(YouTube等)が来ると言われている。

現在、ブログ、ツィッター、インスタグラム、フェイスブック

ブログやSNSはテキスト・画像ベースであるが、

2020年以降は、YouTube等の動画の比率が高まっていくことが予想

されている。

そうした中、動画の作成運営に関するノウハウを持っておくことは

将来大きな武器になるのである。

 

(2)ゲーム事業

 

京都大学一橋大学の学生はゲームはあまりやらないかも知れない。

しかし、サイバーエージェントの稼ぎ頭は何といっても

ゲーム事業である。

ゲームだけで年間300億円を稼ぎ出すことが可能なのだ。

 

その理由は利益率の高さである。

スマホゲームの場合、変動費がほとんどかからないので、

一定以上売り上げが起つと、そこから先はほぼ利益となる。

 

しかも、ライバル企業、DeNA、グリー、コロプラ、gumiといった

ところが完全にゲーム事業のやる気を失っている。

このため、競合環境的にもサイバーエージェントという勝ち組の

立場でゲーム事業をできるというのは大変恵まれているのだ。

 

早見あかりの「グラブル」のTVCMには飽き飽きしたかも知れないが、

丁度期待の大型新作「ドラガリアロスト」(ドラガリア ロスト)

が今年の9月にリリースされたので、是非やってみよう。

 

だいたい、京大とか一橋の学生は、ゲームは食わず嫌いだったり

することが多いので、一度試してみよう。

ハマってしまうと、ゲーム事業を志望すべきだ。

 

それから、何故ゲームがいいかというと、広い意味でのコンテンツ課金

ビジネスだからだ。

 

結局ネットビジネスというのは、

①広告

②マッチング(EC)

③コンテンツ課金

という3パターンしかない。このうちコンテンツ課金で一番成功している

のがゲームなので、確固たるスキルを身に着けることができるのである。

 

4. 将来の起業に適した環境

外銀・外コン・総合商社に勝る、サイバーエージェントの魅力は

こちらである。

 

サイバーエージェントから起業をする者は多い。

メルカリとかWantedlyといった大型IPO事例はでてきていないが、

それなりに堅実に起業に成功しているOB/OGは少なくない。

 

今は、IPOを目指さなくても、M&Aという形で株式を売却することにより

数億円を手にするケースも少なくないのである。

 

サイバーエージェントの場合、本業を真面目にやっていると、将来の

起業に向けたスキルが蓄積されるのであるが、それに加えて、

サイバーエージェントの場合は、起業家となった

サイバーエージェントのOB/OGネットワークがあり、1000人規模だという。

退社した後も、サイバーエージェントつながりで協力しながら

やっているようだ。

 

このように、将来起業を考える者にとっては、最適な環境ではなかろうか。

まとめ

サイバーエージェントというと、派手でチャラいイメージが強く、

地味目な国立大学生は入って行きにくいというカルチャーかも知れない。

しかし、サイバーエージェントは連結ベースで従業員数5000人規模の

会社であり、多種多様である。

楽天、ヤフーと並んで、インターネットバブル第一期から生存し

成長し続けている会社なので、独自の強みがあるはずだ。

ネット業界や起業に興味がある、京都大学一橋大学の学生は、

ここも調べる価値は十分にあるだろう。