「3浪でも就職は大丈夫か?」というテーマを扱ったYouTubeを見た。何らかの不利な条件を持って求職することは、中途採用でもよくある話。

3浪でも就職は大丈夫か?、をテーマにしたYouTubeを発見した。

主人公は、地方出身で3浪でMARCHの文系のどこかであったそうだ。

英語とか体育会、資格と言ったプラスアルファは無いそうだ。

結局、大学入試と一緒で、面接の練習をひたすら行い、結果的に無事大手から複数の内定をもらえたという落ちだ。

まあ、YouTubeを見ても、イケメンで好印象だし、まあ不思議はないなあという感じがした。

3浪云々は新卒での話だが、中途採用でも不利な条件を持ちながら転職活動をすることは普通にあるので、3浪の一時を以て諦める必要はなく、相応の戦略を立てることが重要だ。

興味を持ったので、ネットで検索すると3浪で大手から内定を普通にもらえた事例はあるようだ。もっともそういう人たちは何らかの工夫をしている。

ある学生は、TOEICスコアが885点だったというのもあるし、体育会のコネを使うというのもありだろう。要するに何らかの3浪を補えるセールスポイントがあればいいのだ。

また、日本人は苦労話を好むという習性があるらしいので、3浪の間にいかに苦労して如何に克服したかという話をすれば面接でも盛り上がりやすい。

経歴自慢をするよりも謙虚だし、いい奴と思われやすい。弱みをむしろ武器にする賢いやり方である。

反対に、無策ではダメ…

しかし、3浪というのは基本的にマイナスなので、特に対策も立てないまま大手の人気企業ばかり受けるのはよろしくない。

実際、3浪から大手に内定した学生も、人気企業ばかり受けていて全敗したので、途中で切り替えたとブログで述べていた。

中途採用の場合にも、不利な条件を持って転職活動をせざるを得ないケースはある

中途採用の場合だと、3浪ではないが、場合によってはもっと厳しい条件で転職活動を行うケースはある。例えば、以下のもの、或いはその組み合わせが典型である。

〇転職回数が多い(5社以上。年齢にもよる)

〇短期退職の職歴がある。(2年未満)

 ⇒特に超短期(3か月とか1年未満は目立つ。面接で突っ込まれる可能性高い)

〇求めらえる業務経験が足りない

〇英語が苦手(TOEIC800にも満たない)

〇ブランクがある(1年以上だと結構まずい)

こういった場合には、予めそれを上手く説明できる言い訳というか、シナリオを用意しておく必要がある。別に作文でも構わないが、自然な形で納得できるものを用意しておくことが必要だ。この点は転職エージェントに相談するのもいいだろう。

よくあるパターンで一番厳しいのは年齢オーバー

日本は年功序列が国内系、外資系を問わず、しみ込んでいるので、採用責任者(部長等)が自分より年上の部下は採用しないという場合も普通にある。

ある意味、3浪が不利な理由はこれと共通しているのかも知れない。

要するに、年を食っている奴は使いずらいという偏見だ。

人生100年時代だ、ライフシフトだとか言われているが、現状はこんなもんで、年を取るほど就職は難しくなる。

そのためには、年齢というハンディを克服できるような、スキル・職歴、或いは人脈を持つほかないのだろう。