年収6億?メンタリストDaiGoの稼ぎ方を、エリートサラリーマンは参考にすべきだ。

坂上&指原のつぶれない店で、メンタリストDaiGoの稼ぎ方が紹介される。

エリートサラリーマンの皆さん、メンタリストDaiGoをご存じだろうか?

実は私も、本屋でその著作を見て、インチキ臭いスピ系の人かと思っていた。

ところが、たまたま、テレビ番組「坂上&指原のつぶれない店」を見ていたら、

メンタリストDaiGoが出演し、その仕事と稼ぎ方が取り上げられていた。

年収(年商?)が何と6億円!テレビは年収と年商をごっちゃにするきらいがあるが、原価は低い商売だろうから、いずれにせよメンタリストDaiGoの年収は数億はあるということだ。

まずは、書籍の印税で稼ぐということ。

かれのメインの収入源の一つは、本の出版による印税だ。本来本を書いてもあまり儲からない。何故なら、数万部売れたらベストセラーと言われる世界で、印税はたかだか10%程度。ベストセラーでも一冊当たり数百万円レベルの世界だ。

しかし、著作業をメイン職業としたら別だが、出版は副業の一つと捉えると話が違う。特に知名度が高くない個人の場合には、本が出版されれば大して売れなくとも、その本を自分の名刺・パンフレット代わりにフル活用ができる。

例えば、税理士とか行政書士は沢山いて差別化が難しいが、本を出していれば、差別化しやすくなるし、自分を覚えてもらいやすくなる。自分が出した本は自分を売り込んでくれるツールとなるのだ。

これは「バイブル」商法と言われるもので、印税収入が目当てでなく、自分自身のマーケティングツールとして使用することがポイントなのだ。

また、紙の本ではなく、最近はネットの世界でnoteというサービスが普及し始め、ブロガー達が書いたコンテンツが有料課金という形で販売されている。このnoteを通じた販売であれば、本の印税と異なり、売り上げの8割が自分の収入となる。従って、少数の部数の販売であってもnoteの場合にはまとまった金額になりやすい。例えば、1000円で1000人に販売できると、1000万円×0.8=80万円の収入となる。

セミナーを通じた売上

メンタリストDaiGoの場合には出版やメディアを通じた知名度の高さによって、講演会に呼ばれることが多い。驚きなのはその講演料で、何と1回300万円という。

これだと、月1回出演するだけで、年間3600万円にもなる。

ここが、書籍やブログなどのメディアを通じてその道の専門家になることの醍醐味である。実は、セミナーによるビジネスは収益性が高い。

例えば、メンタリストDaiGoのようにテレビや雑誌のようなメディアには登場していないため一般的な知名度は低いが、その道では知られているプロブロガーの場合は、一人一日数万円位のセミナー料金で集客する力を持っている。

ということは、一人2万円で一回当たり100人集客できる力があれば、月2回のセミナー開催で、2万円×100人×月2回×年換算=4800万円と、これだけで一部上場企業の社長に匹敵する年収が稼げてしまうのだ。また、セミナーは、シリーズものにしたり、東京、大阪、名古屋と各地開催することにより、いろいろと展開することが可能だ。

企業コンサル収入

メンタリストDaiGoの場合には、出版、セミナーの他、ゲーム会社を始め複数の企業からコンサルビジネスをもらっているという。個人の場合でも、ブログなどでその道で著名な人の場合には、企業からコンサルの依頼が来るという。

例えば、趣味でカレーとかラーメン屋巡りをして、それをブログで投稿し著名になった人の場合、企業や飲食店からコンサル依頼が来たりするという。

これも収入の多様化につながる魅力のあるビジネスだ。

サラリーマンは出世する以外収入の広がりようが無い。

「自分は東大を出て三菱商事に入ったから、トップクラスの勝ち組だ!」、と考えるのは世界が狭い。今や東大でも必ず入社できるとは限らない三菱商事であっても、30歳ではせいぜい1000-1200万だ。40歳でも2000万円は難しいだろう。

これに反して、メンタリストDaiGoまではいかなくとも、そこそこのブロガーであれば、ブログ開始1-2年で数百万円の月商を稼ぐ20代の若者はゴロゴロいる。そういった若者は個人がメディアとなっており、有料コンテンツ、セミナー、オンラインサロン、アフィリエイトGoogleアドセンスと様々は手段を駆使して、ビジネスをどんどん拡大していけるのだ。

大手サラリーマンの場合、いくら優秀で、いくら頑張ったとしても、年収は頭打ちだ。確かに昇格すれば年収が増えるが、そもそも年功序列の社会なので、1階級上げるのにどれほどの時間がかかることか。

働き方改革で「副業」が注目されている。この機会を利用して、エリートサラリーマン著名ブロガーを副業で目指してみるというのはいかがだろうか?