三浦海岸駅徒歩4分の中古マンションが何と850万円!買うべきかどうか考えてみた。

通勤圏で海が見えるマンションが850万円!

先月だったか、テレ東のアド街で三浦海岸周辺の特集をたまたまテレビで見て、結構いいところだなあと思った。私は海が見える街で育ったので、首都圏で海が見える暮らしは憧れである。東京湾を除いて、東京への通勤圏ということを前提とすると湘南エリアが対象となる。しかし、鎌倉、逗子、葉山といっても海が見える物件は限定され、駅まで遠く不便な上、結構なお値段だ。江の島から徒歩の新築マンションは5000万円以上する。

ところが、築31年のおんぼろ物件とはいえ、三浦のマンションがベンツ1台分で買えるのである。ソッコーで買おうかなあと思ってしまった。

賃貸との比較のために、10年ローンを想定してみた。

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物件はこんな感じ。頭金を150万円、10年ローンの金利1.5%で購入すると、月々の支払額はたったの6.2万円である。固定資産税なんて、年10万円もしないだろうから、副業でもすればそれで買えるレベルである。しかも、このあたりは流動性が低いだろうから、交渉したら50万円位まけてくれんじゃないだろうか。三浦にマンション持っているって結構恰好いい気がするし。

悩みどころは、内装がボロイこと。

当然なのだが、内装はボロイ。だって、2LDKといっても、片方の部屋は畳だし、写真は載ってないけど、トイレ、風呂、キッチンとかの水回りはボロイのだと思う。せっかく見え張って買っても、貧相なところだと結局行かなくなるので、リフォームは必須だろうなあ。いくらくらいかかるのだろうか?数百万円位はかけないとダメなのだろうなあ。

賃貸物件と比較して見ると、

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さて、賃貸の比較対象物件はこちら。賃料は管理費含めると月7.8万円。広さは49平米なのでほとんど同じ。駅からの距離もどちらも4分で同じ。

最大の違いは築年数。こちらの賃貸物件は築10年で、風呂やトイレ、キッチンもUPされており、新しい。間取りも和室などはなくフローリングだ。

固定資産税を加味しても、月々の支払いは中古マンションの方が安いが、リフォーム代を加味すると、中古マンションの方が月々の支払いは高くなるだろう。でも、リフォームしないと使う気しないよね。

結局、所有権という見栄とお手軽さのどちらを取るか

中古マンションを仮に300万円かけてリフォームするとしても、10年後に売却価格がゼロということは無いだろう。せめて200-300万円では売れるのではないか?そうすると、リフォームした中古マンションと賃貸マンションとでは、内装の水準は同じで経済性もほぼ同じになる。

となると、違いは何かというと、中古マンションには「所有権」という見栄がついてくる。反面、賃貸マンションには、飽きたり気が変わったりしたら、いつでも撤退できるというお気楽さがある。

ただ、見栄といっても、リフォームしたところで外観はボロイままだから大して他の人にドヤ顔できるわけではないことを考慮すると、賃貸に軍配か…