フィンテック

THEO(お金のデザイン)と、ロボアドバイザーの差別化戦略

ウェルスナビは今月預かり資産1000億円を達成した。THEOはどうか? ロボアドバイザートップのウェルスナビは、今月預かり資産1000億円を達成した。それでは、ロボアドバイザーでナンバー2のTHEO(運営会社は「お金のデザイン」社)はどうだろうか?今年の6月…

外資系金融機関からフィンテックベンチャーに転身するためにはどうすればいいか?

フィンテックベンチャーといっても、どの業態を狙うか? 安倍政権下、安定的な好況が持続し、なんやかんや言っても日経平均株価も2万円台は維持している。失業率も最低水準だし、人材エージェントも儲かっているようだ。 とはいえ、リーマンショック以降の自…

楽天経済圏というのはわかるが、メルカリ経済圏というのは大きいのだろうか?

アメリカには注力し続け、国内の新規事業を絞りつつあるメルカリだが… 2018年8月の上場後最初の決算発表で赤字拡大を公表し、株価が冴えないメルカリだが引き続き赤字の主たる原因となっている米国事業には注力し続けるようだ。 反対に、国内における新規事…

ロボアドバイザーは次の一手としてファンドビジネスを手掛けるべきか。

既存のロボアドバイザー事業だけでは利益の急拡大は望めない? ウェルスナビ社が預かり資産額1000億円を突破し、米国と比べてまだまだ小規模であるが少しずつ前進してきている。IPO等を機に、現在の預かり資産増加のスピードが急増し、預かり資産が1兆円、2…

ロボアドバイザーのウェルスナビが預かり資産1,000億円を突破

ロボアドバイザーの国内最大手のウェルスナビが、預かり資産1,000億円を達成した。 prtimes.jp 課題は預かり資産の増加ペースがまだまだ遅いこと 預かり資産900億円達成のプレスリリースが7/10付なので、100億円増加に約1月半かかった計算だ。700億円達成の…

楽天の好調なフィンテック事業の課題について考えてみた

株価は低迷していて厳しい中、フィンテック事業は好調 平成30年8月24日現在、楽天の株価は1000円を下回っており、いろいろ厳しい状況にある。反面、同月に行われた四半期決算において、フィンテック事業は好調であり前年同期と比べて利益は30%もプラスとな…

ロボアドバイザーは手数料だけではなく、サービス内容が重要である

高いという意見もある日本のロボアドバイザーサービスであるが… 米国と比べてまだまだ浸透度が低い日本のロボアドバイザーサービスであるが、その原因として手数料が高いという意見もある。独立系上位2社であるウェルスナビとTHEOの手数料率は原則1%となっ…

メルペイコネクトが創業メンバーの募集を開始!ところで、メルカリのフィンテック事業に勝機はあるの?

注目のメルカリがついにフィンテック事業の人材を募集を開始した。 ついにメルカリがフィンテック事業の人材の募集を開始した。経営幹部からスタッフレベルまで幅広く創業メンバーを募集するため、多くの人材が挑戦するのだろう。 しかし、そもそもメルカリ…

野村證券とLINEがLINE証券で提携することが果たして重要か検証してみた

今NewsPicksが「銀行は、もう要らない」という企画をやっていて、関連ニュースをたどっていくと、こんな記事が見つかった。 newspicks.com この記事、今年の3月のものなのであるが、NewsPicksとしてはこれは大ニュースとしてとらえたいようだ。では、これが…

ロボアドバイザーTHEOの運営会社「お金のデザイン」社の課題

ロボアドバイザー市場の拡大には、現在ナンバー2のTHEOの奮闘が不可欠に 現在日本のロボアドバイザーで預かり資産トップのウェルスナビ社の預かり資産額は本年7月時点で900億円を達成した。ナンバー2のTHEOは260億円程度であり、ウェルスナビ社とはかなりの…

ロボアドバイザーがIPO後にやるべきでないこと

まだまだ気が早い話かも知れないが、ロボアドバイザーがIPO後に、やってはいけないことがある。それは、IPOで得た資金を元手に海外展開を図ることである。 何故か、それは失敗するのが明らかで、せっかくIPOによって拡大が期待できるロボアドバイザー市場の…

ロボアドバイザー市場がすぐに大きくならない3つの理由

理由① 市場、サービス自体が乱高下するタイプのものではないため、ニュースとして取り上げられない。 ロボアドバイザーとは、そもそも、毎月コツコツと積立投資を行い、それを長期で国際分散投資をして成果を出そうというサービスである。 従って、長期的に…

日本のロボアドバイザー市場、早くも業者の集約化が始まっているか?

「ロボアドバイザー市場は2020年に5兆円」という強気な見通しもあったが… www.businessinsider.jp こちらは昨年7月のBusiness Insiderの記事であるが、あと2年間で現在千数百億円規模のロボアドバイザー市場が、一気に5兆円まで行くという見通しは厳しいかも…

ゴールドマンサックスのフィンテック戦略。投資とビジネスの両方で儲ける一粒で二度おいしい戦略。

まずは、得意の投資から始める。 ゴールドマンサックスはとにかく昔から目端の利く会社で、新しいテクノロジーや世の中のトレンドの変化に敏感で、行動もどこよりも素早い。 まだ米国でもフィンテックという言葉が浸透していない時期から、対応を始めていた…

フィンテックによって日本の金融機関は破壊されるか? FinatextがKDDI等から60億円を調達

フィンテック系ベンチャー企業がそれなりの金額を調達している。 ここ数年、フィンテックという言葉が流行り始め、経済紙が時々特集を組んだり、投資信託でもフィンテックを投資対象としたテーマ型投資信託も販売されている。 また、このニュースのように、…

ロボアドバイザー市場に大手金融機関はいつ参入するのか?

日本のロボアドバイザー市場拡大のカギは大手金融機関が参入することである。 この2年間でようやく立ち上がり始めた日本のロボアドバイザー市場であるが、最大手のウェルスナビ社の預かり資産が今年の7月時点で900億円程度であり、まだまだごく一部の人が始…

ロボアドバイザーを使った資産運用。ちりも積もれば山となる。

ウェルスナビ社のプレスリリースに興味深い統計が。 ロボアドバイザー専業最大手のウェルスナビ社が、先週、サービス公開2周年を記念して、興味深い統計を公表していた。 まず、預かり資産がこの1年間(2017年7月から2018年7月まで)で、200億円から900億円…

フィンテック時代に金融機関が実店舗を持つ意義は何か?

ネット化社会において、金融機関の実店舗は必要か? ネット証券が登場してほぼ20年。ネットでの株取引やネットバンキングはすっかり浸透し、スマホでも操作できるようになっている。 AIとかフィンテックとかが叫ばれるこの時代において、銀行や証券会社が実…

ロボアドバイザーのウェルスナビが預かり資産900億円を突破!

ロボアドバイザーとは何か? ロボアドバイザーとは、従来の証券会社や投資顧問会社とは異なり、顧客と直接面談せずに、インターネットやスマホを通じて提供される個人投資家向けの資産運用サービスである。 アメリカでは、3年ほど前から進展し始め、現在では…